証拠金とは何か?追証とは?
久々に先物について書いてみる。
頻繁に商品先物取引において、証拠金という言葉が出てきます。
正確に言うと、委託証拠金といいます。これは、取引に対する担保
のようなものです。先物取引を開始するには、必ず委託証拠金が
必要です。
商品先物会社に預ける、委託証拠金には下記の4種類あります。
1.委託本証拠金
2.委託追証拠金
3.委託定時増証拠金
4.委託臨時増証拠金
1は、通常の場合、委託証拠金と呼ばれます。
委託本証拠金は最初に預ける証拠金で、取引のベースになります。
その額は主務大臣が定める料率を下回らない範囲で各商品取引所が
定めます。この額は各商品、取引所によって違いますが、その料率は
総代金の約10%未満になります。
2は、よく追証(オイショウ)と呼ばれます。
取引の途中で損失が生じた場合、その損失が1の委託証拠金の50%
を超えてしまった場合(注:50%丁度の時は発生しません)直ちに
追加の資金である委託追い証拠金を預けなければなりません。この
委託追い証拠金の額は、1の委託証拠金の50%の金額になります。
委託追い証拠金がひつようになると、委託者はその追証金額を追加
するか、取引を清算するか、決定しなければなりません。追証は
損失が50%を超えた日の翌営業日の午前中までに入れなければ
なりません。予想が外れ、その後も相場がさらに予想と逆宝庫に動けば
さらに新たな追証が必要になります。
因みに、50%を以上に値段が回復すれば、追い証拠金は返還されます。
追証に対しては、手数料は発生しません。
3は、取引の最終日がある月は、転売、買戻しによる建玉の整理を
促進するため、値幅制限が撤廃される。この値幅制限が解除される
ことにより価格が大きく変動することになるため、証拠金を増強
する必要がある。その証拠金を委託定時増証拠金という。
おおよそ、委託証拠金の半分ぐらいの金額になりますが、
取引所ごとに違いますので確認をお願いいたします。
4は、世界の政治・経済情勢やここの商品の需給状況等の急激な
変化を受けて相場に著しい変動が生じたときに発生します。委託
臨時増証拠金は、市場の過熱化を抑制することを目的としています。
各取引所、商品で違いますが、発動条件としては複数限月において
ストップ高、ストップ安を付けた場合になります。金額もやはり、
各取引所、商品で違いますが、目安としては委託証拠金の半分くらい
になります。各自、確認は必ずしてください。
ま、目先の証拠金だけを考えるのではなく、臨時増し証拠金、
長期保有の方なら定時増し証拠金のことも考慮して、資金管理を
していく必要があります。もちろん、追証についてはいうまでも
ありません。
※間違い等がございましたら、ご指摘の程、宜しくお願いいたします。
コメント
コメントの投稿
